楽天ポイントで支払うことが多いんだけど
家計簿アプリと自動連携ができないからどうしよう。
・そのままポイント利用は記録せず無視するか
・支出として記録するか
どう管理すれば良いの・・・
楽天ポイントは、細かく付与されるから手動で家計簿つけるの面倒くさい。
家計簿アプリ上で、楽天ポイントの記録と管理はどうすればいいのか、悩みますよね。
楽天経済圏5年、家計簿歴10年が「効果的」で「楽」な楽天ポイントの記録・管理方法を紹介します。
楽天ポイントは「残高状況」のみ、家計簿アプリと自動反映できる
楽天ポイントは、ZaimやマネーフォワードMEの家計簿アプリで「残高状況」を自動連携できます。
それに対して、楽天ポイントの「付与・利用」の履歴を、支出や収入の記録として、自動記録することはできません。
前提として:家計簿の自動連携とは?2つに分けて考えよう
家計簿アプリとの自動連携といっても、「残高状況の連携」「収支記録の連携」の大きく2つに分けることができます。
楽天ポイントの管理方法を知る上で、まずはそれぞれの連携でできることを理解する必要があります。
「残高状況の連携」画面
連携した金融サービスに「あといくら残っているのか」を連携してくれます。
Zaim(左)とマネーフォワードME(右)では、それぞれ以下のような画面です。
ポイント
電子ポイントを家計簿アプリで自動連携した場合は、こちらの「残高状況の連携」の画面でしか自動連携されません。(一部例外あり)
「収支記録の連携」画面
家計簿と連携した金融サービスで支払いや入金があった際に「収支の明細(金額やお店名)」の記録を自動連携してくれます。
Zaim(左)とマネーフォワードME(右)では、それぞれ以下のような画面です。
この収支記録を元に、1ヶ月いくら収入があったか、支出があったかのグラフが自動で作成されます。
ポイント
常のクレかや銀行、aupayやLINE Payなどの電子マネーは「残高状況の連携」「支出内容の連携」どちらも自動で連携されるようになっており、相互に連動し合うようになっています。
例えば、LINE Payで支出1000円をして、収支の記録に自動連携されたら残高の方もマイナス1000になって連動するということです。
楽天ポイントは「残高状況の連携」画面でしか自動反映されない
楽天ポイントは、以下のような「残高状況の連携」画面でしか自動連携されません。
つまり、楽天ポイントで「付与された」「利用した」記録は、収支の記録として反映されません。入出金履歴として残りません。
そのため、楽天ポイントを使って実店舗で支払った場合は、家計簿アプリに支出記録として自動で記録することができません。
ZaimやマネーフォワードMEと楽天ポイントの自動連携でできること
ZaimやマネーフォワードMEと楽天ポイントの自動連携で、できることがそれぞれ微妙に異なるため、ここで説明します。
結論
- Zaimと楽天ポイントの連携では、ポイントの付与・利用履歴が見れる。(支出としては記録されない)(MFでは見れない)
- マネーフォワードMEと楽天ポイントの連携では、楽天ポイント運用の履歴まで見れる(Zaimでは見れない)
Zaimと楽天ポイントの自動連携できること
Zaimでは、楽天ポイント残高状況、有効期限、ポイント付与と利用状況を確認できます。
以下のように一覧画面からタップすると有効期限のあるポイントを確認できます。
また、ポイント付与とポイント利用の状況を、楽天ポイントの明細から自動反映してくれます。
マネーフォワードMEと楽天ポイントの自動連携できること
マネーフォワードMEでは、連携一覧画面から、楽天ポイント毎に分けて表示してくれます。またZaimには無い楽天ポイント運用の状況まで連携してくれます。
楽天ポイントの家計簿アプリでの記録・管理方法
楽天ポイントは今後これから説明する方法で記録・管理すると楽になります。
家計簿アプリで、楽天ポイント記録用の口座を手動で作成する必要はない
楽天ポイント用の手動口座を家計簿常に作成して管理する必要はありません。
理由は単純に、楽天ポイント付与は細々していて頻度が多く面倒くさいからです。
ポイント付与と利用を細かくつけたところで、節約・貯金の効果は薄いですよね。なのでやめましょう。
まずはご利用の家計簿アプリで、楽天ポイントと自動連携をして、ポイント残高は自動で反映されるようにしましょう。
「楽天ポイントの付与」は無視(何も記録しない)
結論、「ポイント付与」については管理しなくていいです。
楽天ポイントの付与は細々しているし付与の頻度が多いです。記録するのは面倒なので、無視しましょう。
ポイント
ポイント付与を記録したい人は「その目的」を考えてみましょう。ポイント付与額まで細かくつけて、家計簿の節約効果や何か意味があるでしょうか。なければ行う必要はありません。
楽天ポイントが付与されたら、家計簿アプリで自動連携した「楽天ポイント口座の残高」に自動的に反映されます。ポイント付与を収入として記録しなくとも、残高がわかれば十分です。
「楽天ポイントでの支払い」は、手入力で記録する(注意点あり)
楽天ポイントを直接利用する場合や、楽天キャッシュから楽天ポイント全額を使って支払うときも同様の方法です。
楽天ポイントでの支払いは、単純に手入力で支出の記録をすればOKです。
またはレシート入力でもOKです。ZaimとマネーフォワードMEではそれぞれこのように記録します。
この方法について、以下のような疑問が生まれてくると思います。
「支出元」はどうすればいいの?楽天ポイントを選択できない。
「支出」として記録したら総残高が合わなくなるんじゃないの?
結論、支出元(出金元)を「なし」にすれば、OKです。
支出元(出金元)を「なし」にすることで、総残高の連携画面には影響させずに、1ヶ月の集計にのみ含めることができるようになります。
ポイント
楽天ポイント利用での支出を、手入力で記録した際に、「楽天ポイント」などのメモをしておくと、後で見返す際に、検索で抽出することも可能になるので便利です。
まとめ:楽天ポイントの家計簿管理方法
今回は、楽天ポイントを家計簿アプリで記録管理する方法について解説しました。
楽天ポイントで利用した支出も、家計簿に含めて、毎月の収支の合計を把握したい方、多いと思います。
楽天ペイと家計簿アプリは一応自動連携が可能で、残高状況は自動反映れるということをお話しました。
そこで、楽天ポイントで支払った時は手動で記録します。その際に支出元は無しにすることを注意してください。
今後も楽天ポイントを管理して、効率的に利用していきましょう。
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