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【FP実例あり】Zaim振替設定の完全ガイド|二重計上を防ぐ使い方・できない時の対処法【2026年版】

くふうZaim は、銀行口座・クレジットカード・電子マネーなど複数の口座を自動連携して一元管理できる家計簿アプリです。くふうZaim は、銀行口座・クレジットカード・電子マネーなど複数の口座を自動連携して一元管理できる家計簿アプリです。
家計簿をつけているのに、月末になると「支出の合計が実際より多い」「残高が合わない」という経験はありませんか。
FPとして250人以上の家計相談を受けてきた私らいでの経験では、この「ズレ」の原因の多くが振替設定の未設定です。
この記事では、Zaim振替設定の仕組みから具体的な手順・よくあるトラブルの対処法まで、FP目線で丁寧に解説します。
振替設定の概要だけでなく、具体的な利用方法、利用例、振替できない時の対処法なども解説します。
Zaim「振替」とは?―お金の移動を記録する機能
くふうZaim の振替設定について、できること・機能の詳細を説明します。
「お金の移動」を記録することができる機能
家計簿アプリZaimの「振替設定」はATMから財布にお金を移した際などの、「支出でも収入でもない、お金の移動」を家計簿に記録するための機能です。

「振替設定」を利用すると、「お金が移動しただけ」とみなされるので、支出にも収入にも含まれなくなります。
振替は、支出でも収入でもないお金の移動を残高のみ変動させて記録できる機能です。
例えば、銀行からクレジットカードへ引き落としがあった時などは、振替をご利用いただくと便利です。Zaim 内に銀行口座とクレジットカード口座が存在する場合、「銀行口座からのクレジットカードの引き落し明細」と「クレジットカード口座からの都度の買い物明細」というように、明細が二重で家計簿に記録されます。
Zaim「振替」機能について
このときに、銀行口座からクレジットカード口座へ振替を設定することで、銀行口座からクレジットカード口座へのお金の移動として、銀行口座の残高を減らしながら記録できるため、明細の二重記録を防げます。
「振替設定」は2回目以降は自動記録される
一度記録した「振替」の設定は、Zaim上で記憶されます。
そのため次回以降、PayPayチャージの記録は自動で「振替」として記録されます。

FPらいで振替が必要な理由―二重計上が発生する仕組み(FP実例あり)
くふうZaim を使うとき、振替設定が必要な理由と二重計上が起きる仕組みについて解説します。
なぜ「振替」機能が必要?
家計簿の二重計上を防ぎ、正しい支出と収入額を把握するために、振替が必要です。


銀行から電子マネーにチャージして「お金の移動」をした例で考えてみましょう。


「銀行から電子マネーにチャージした金額」と「電子マネーから実際に支払った金額」で二重計上されてしまっていることがわかると思います。


この二重計上を防ぐために、「銀行から電子マネーにチャージした金額」は振替として記録する必要があります。
「振替機能」を活用しないと家計簿の収支が合わなくなる


「振替機能」を利用しないと、収入や支出が二重に計上されてしまいます。そうすると家計簿で正しい集計ができなくなり、無駄な支出がどこにあるのかがわからなくなります。


振替が必要な場面(3つのシーン)
くふうZaim で振替設定を活用すべき場面を、具体例で紹介します。
以下のように「お金の移動」があったけど総資産の増減に変化がない場合は、振替設定を利用します。


このような記録は、振替機能を利用することで、よりシンプルに正しい収支の把握を可能にします。






「お金の移動の記録」は実際に支出したわけではなく、収入が増えたわけではありません。
このような「お金の移動」は全て振替設定を利用するべきです。
Zaimの「振替設定」のメリット
くふうZaim の振替設定を正しく使うことで得られるメリットを説明します。


総資産と収支の管理が正確にできる
振替機能を利用しないと二重計上で余計に収支が増えて、総残高も合わなくなってきてしまう可能性があります。


そうすると、実際の資産状況と家計簿での資産状況に乖離(ズレ)が生まれ正確な資産管理ができなくなります。
振替機能を利用することでそのような状況を防ぎ、正確な資産状況で管理することができます。


家計簿の記録が楽になる
振替機能を利用しない場合「出金元からのマイナス計上」「入金先へのプラスの計上」とそれぞれ2つの金融機関で家計簿の記録をしなければいけません。


これを「振替」を使うことで1つの記録で解決ができるようになります。


自動連携できない金融機関でも自動記録で管理が可能になる
PayPayや、楽天ペイ、などの、Zaim上に自動連携できない家計簿アプリにも自動連携をするようになります。


具体的には、自動連携できない金融機関は、現金財布と同様に手動でZaim上に口座を作成します。そこに振替設定をすることで、作成した口座にお金が移動しているという管理をすることができます。


詳しくは以下の記事で解説しています。


Zaimの「振替設定」のデメリット
くふうZaim の振替設定には、メリットがある一方、デメリットもあります。


望んでいない記録まで「振替」として自動記録される可能性がある
Zaimの振替設定の機能上、一度された振替設定は「振替ルール」として記憶されるので、今後同じ口座でお金の増減があった時、意図せずに振替として記録されてしまうことがあります。


間違って家計簿上に記録されると手動で修正を行わないといけないので面倒です。
まとめて一括で変更できないので編集が面倒くさい
振替は複数の支出に対してまとめて変更などはできないため、1つずつ変更修正するしかありません。そのため、記録を溜め込んでまとめて支出の記録を見直そうとすると、時間がかかり面倒くさいです。


振替元と振替先の金融機関でタイムラグがあり、正しく記録されているかわかりづらい
振替元と振替先の金融機関で自動反映されるタイミングが異なるため、正しく反映されているのかわかりづらいです。
例えば、A銀行からB銀行に振り込みでお金を移動した場合の例で考えます。


A銀行は家計簿の自動反映までに1日、B銀行は家計簿アプリへの自動反映まで4日かかる場合があります。


このように二つの銀行の記録が連携されるまでに3日間のタイムラグが生じますよね。


A銀行とB銀行の入出金明細が自動反映されるまでに、時間差があるので、家計簿アプリでは振替の記録がうまくされないことがあります。


Zaimの「振替設定」の使い方(3パターン)
くふうZaim で振替設定をする方法を、「手動入力」「自動連携からの変換」「Web版設定」3パターンで解説します。
▼振替の記録を1から作成する手順
振替の記録を1から作成する手順
1. 下部メニューから振替をタップ
下部メニュー「記録」から「手入力」>「振替」をタップします。


2. 振替元をタップ
お金の移動の元となる、振替元(出金元)をタップすると、以下のように表示されます。


3. 振替先をタップ
お金の移動の先となる、振替先(入金先)をタップします。
そうすると以下のような画面が表示されます。


4. 金額を入力して「記録する」をタップ
金額を入力して「記録する」をタップして完了です。


▼自動連携された記録から「振替」の記録を作成する手順
自動連携された記録から「振替」の記録を作成する手順
銀行からLINE Payにチャージした記録を、「振替」の記録に変更する方法について解説します。


1. 振替にしたい記録をタップ
振替にしたい、自動連携された記録をタップします。


2. 振替をタップ
記録の詳細画面から「振替」をタップします。


3. 「出金先」「入金先」を埋める
最初に選択した記録が「収入」の記録だった場合以下のように「入金先」は既に埋まった状態で表示されます。「出金元」を選択する必要があります。


今回の場合、出金元が三井住友銀行であるため、出金元から「三井住友銀行」を選択します。


4. 「出金先」「入金先」から、対象の記録を選択する
三井住友銀行を選択すると、以下の図のように、三井住友銀行の記録の中から、対象となる記録を提案してくれます。
この記録をタップします。





5. 記録するをタップして完了
出金元と入金先が埋まったので、「記録する」をタップして完了します。


振替設定完了後の記録は以下のようになります。


Zaim公式HPでも振替機能の使い方を解説しています。
Zaim公式HP
- 履歴画面より振替にしたい記録のお店名を確認する
- 「設定」をクリック
- 「お店設定」をクリック
- 振替を設定したいお店名の横にあるペンマークをクリック
- 「振替に変更」にチェックを入れる
- 振替先を選択する
- 「更新する」をクリック
振替できない・編集できない時の対処法
くふうZaim を使っていると「振替の設定ができない」「自動取得の記録が編集できない」という状況に遭遇することがあります。
主な原因と対処法を解説します。
自動取得の振替が編集できない場合
自動取得の振替が編集できない主な原因は、振替元または振替先の口座が「非表示」になっているためです。まず口座の表示設定を確認してください。
解決手順は以下のとおりです。
- アプリ左上メニュー → 「口座」 → 非表示になっている口座を再表示する
- 再表示後、対象の振替記録を履歴からタップ → 「振替解除」を選択する
- 振替解除後、同じ記録を再度タップ → 「振替に変換」で正しい口座を指定して再設定する
注意: 口座が非表示のまま振替を解除しようとすると、記録が消えてしまうエラーが発生する場合があります。必ず先に口座を再表示してください。



証券・ポイント口座は振替機能に非対応
自動取得の証券口座・ポイント口座への振替は、Zaim の仕様上、対応していません。
これらの口座との間でお金を移動した場合は、「常に集計に含めない」設定で対応するか、手動口座として作成した上で振替を記録する方法が代替策となります。
上記の自動振替の設定はアプリ版でのみ利用可能です。Web版を利用の方は、右上の設定内「お店設定」から操作します。
Zaimの「振替設定」が面倒くさい時はこうする!
複数の支出に対して一括で振替に変更することはできないので、1つずつ振替の記録が正しく記録されているか確認しながら修正するしかありません。
くふうZaim の振替が面倒くさい時の代替法と、私らいで自身が実際に行っている方法を紹介します。
お金の移動の記録は、支出記録の「計算対象」のチェックを外せばOK
「振替」として記録することが面倒くさい時は、総資産の増減に関与させたくない収支の記録を「常に集計に含めない」にすればOKです。


【著者のおすすめ】振替を”超楽”にする記録方法
本記事著者の私らいでは、振替機能が面倒くさいので、お金の移動が発生した時の記録は以下のように対応しています。
①「お金の移動」という項目カテゴリを作成する
Zaimの場合はこのように、支出カテゴリ、収入カテゴリにそれぞれ「お金の移動」のカテゴリを作成します。


②収支の記録を「お金の移動」カテゴリに変更する
銀行から電子マネーにチャージしたような、お金が移動しただけの収支の記録は「お金の移動」というカテゴリに変更します。



以下の図のように、「支出」「収入」として連携された記録を


先ほど作成した「お金の移動カテゴリに」変更します。


これで「お金の移動」カテゴリになっているものは、収入や支出に関係が無い記録だと視覚的にわかりやすくなります。
③「お金の移動」というカテゴリは全て「常に集計に含めない」にする
「常に集計に含めない」にすることで、収入の合計金額や支出の合計金額の集計に含まれなくなります。
Zaimでは、支出または収入の詳細画面を開いて「常に集計に含めない」の項目にすればOKです。


Zaimの「振替設定」でよくある質問
くふうZaim の振替設定に関してよくある質問をまとめました。
カードの支払い履歴が二重計上になるがどうすれば良いか
クレジットカードの「購入時の支払い履歴」と「クレカから銀行口座などでの引き落とし記録」の両方を支出として記録すると、支出が二重に計上されます。
そのため、以下の管理方法が推奨です。
- クレジットカードの「購入時の支払い履歴」の集計設定を「常に集計に含める」とする
- クレカから銀行口座などでの引き落とし履歴の集計設定を「常に集計に含めない」または出金元口座からの振替とする
カードの「購入時の支払い」と「銀行口座などでの引き落とし」の両方を支出として記録すると、支出が二重に計上されます。
そのため、 Zaim ではカードの「購入時の支払い」の集計設定を「常に集計に含める」とし、 銀行口座などでの引き落とし履歴の集計設定を「常に集計に含めない」または出金元口座からの振替とする方法を推奨しています。
Zaim公式HP
振替先の口座が間違っているがどうすれば良いか
振替の解除を行うか正しい振替先の設定が必要です。
振替の解除(アプリ版)
- 履歴画面から、編集したい振替の記録をタップ
- 画面下部の「振替解除」をタップし、「振替を解除」選択


振替の設定(アプリ版)
- 履歴の画面から、振替にしたい記録をタップ
- 画面下部の「振替」ボタンをタップし、「振替に変換」を選択
- 出金元/入金先にしたい口座を指定して、「記録する」をタップ


画面下部の「振替」ボタンをタップし、「振替に変換」を選択


Zaimの「振替設定」まとめ
家計簿アプリZaim「振替設定」を使いこなせるかどうかが、効果的な家計簿につながります。
振替機能を利用しないと、家計簿上での資産管理や支出管理が正確にできなくなります。ATM引き出し・クレカ引き落とし・口座間移動など「お金の移動」が発生するたびに振替設定を活用して、正確な家計を維持しましょう。
面倒な場合は「常に集計に含めない」+カテゴリ管理の代替法も有効です。自分の管理スタイルに合った方法を選んでください。













