2023年6月に家計簿アプリZaimからリリースされた新機能「口座グループ機能」が便利すぎるのでご紹介します。資産管理・残高管理が楽に、楽しくなります。
これらの悩みは、全て、「口座グループ機能」で解決できます!
Zaim「口座グループ機能」とは
家計簿アプリZaim「口座グループ機能」は、複数の金融口座を一つのグループにまとめ、グループごとに残高や推移グラフを確認できる機能です。
2023年6月にZaimがアップデートで追加された新機能です。
従来、Zaimの「残高」メニューでは、連携された金融サービスの残高をグループとしてまとめることができませんでした。(上記画像左側のように、連携した金融口座は、ズラーと並んでいる状態でした)
「口座グループ機能」を使うことで、「貯金用の銀行」「クレジットカード」「証券口座」などグループを作成して、グループごとに資産状況を把握できるようになりました。
株式会社 Zaim(本社:東京都港区、代表取締役:閑歳孝子)は 6 月 14 日、「使う」「貯める」「増やす」といった役割別に口座を分類し、それぞれの合計額や推移を一目で確認できる「口座グループ機能」※をリリースしました。複数の口座を役割別に管理することで、家計全体の状況が把握しやすくなり、計画的な支出管理や資産形成をサポートします。
株式会社Zaim
Zaim「口座グループ機能」でできることは以下の2つです。
それぞれ解説していきます。
グループにまとめた金融口座の合計金額が一目でわかる
従来のZaimの残高画面では、「総残高」と「それぞれの口座残高」しかわかない仕様になっていました。
複数の金融口座をグループとしてまとめることで、グループの合計金額がわかるようになります。
グループにまとめた金融口座の資産推移が一目でわかる
グループでまとめた金融口座は、その資産の推移をグループ単位で把握できるようになります。
投資信託や、株式投資、銀行定期預金などを行っている場合、それらの口座を、一つの目的の「貯めて増やすグループ」としてグループ化することで、総資産の推移をまとめて確認できるようになります。
Zaim「口座グループ機能」は有料プレミアムプランで利用可能
「口座グループ機能」を使うには、Zaimの有料プレミアムプランに申し込む必要があります。
Zaimプレミアムを最もお得に申し込む方法は以下の通りです。
Zaim口座グループ機能設定方法
口座グループ機能の設定方法手順を解説します。
「口座グループ」新規追加方法
1. 残高メニュー下部から設定画面を開く
Zaim下部「残高」メニューから「口座グループ機能」の設定します。
2. グループ名の入力
「口座グループ名」を入力します。
3. グループに口座を追加
「グループに含める金融口座」をチェックして選択します。
口座グループに追加できる口座は以下です。
- 銀行
- クレジットカード
- 電子マネー
- 投資
- 財布など手入力の口座
- 他のグループに入っていない口座(一つの口座を複数のグループに追加できません)
※口座の集計設定を「総残高に含めない」としている場合は、上記の口座に該当していても、追加できません。
※「総残高に含める」設定は、メニュー(ホーム画面左上のアイコン)>連携設定>口座名>集計 から設定します。
- 口座の集計設定を「総残高に含めない」としている口座
- 他のグループに含まれている口座
- ポイント
- ショッピングサイト
- 不動産
- 年金・保険
4. グループ内の口座を整理する
以下を行い、グループ内の口座を整理します。
- グループ内の口座の並び替え(リストを長押ししながらドラッグ)
- グループ内の口座を削除(iOS:左の-ボタンタップで削除。Android:左右スワイプで削除)
- グループに口座を追加
5 「追加する」をタップして完了
「口座グループ」編集方法
一度作成完了した「口座グループ」の編集方法を解説します。
1. 口座グループをタップ
残高メニュー内から、作成した口座グループをタップします。
2. 右上の「…」をタップして編集画面を開く
「口座グループの編集」のポップアップをタップすると編集画面に移動します。
3. 口座グループを編集する
編集画面では以下の操作ができます。
- 口座グループを削除
- 口座グループの名前の編集
- グループ内の口座の並び替え(リストを長押ししながらドラッグ)
- グループ内の口座を削除(iOS:左の-ボタンタップで削除。Android:左右スワイプで削除)
- グループに口座を追加
口座グループの並べ替え方法
作成した口座グループを並べ替える方法を説明します。
1. 残高メニュー下部から設定画面を開く
Zaim下部「残高」メニューから「並び替え」をタップします。
2. 口座グループの並び替えをタップ
3. 口座グループの並び替えを行う
作成した「口座グループ」の一覧が表示されるので、ドラッグアンドドロップして並び替えます。
右上の保存を押して完了です。
Zaim「口座グループ機能」の実際のおすすめ使用例
「使う」「貯める」「増やす」の目的別でグループを作成
「使う」「貯める」「増やす」の目的別でグループを作成する方法は、Zaim推奨の口座グループ設定の方法です。初期設定もこのようになっています。
「使う」・・財布・電子マネー・クレカなど
「貯める」・・貯金用銀行口座・定期預金など
「増やす」・・証券口座・投資信託など
「貯蓄用の口座で合計いくら貯金ができているか」「投資の証券口座の推移をまとめて確認したい」など、複数の口座のお金を管理しやすくなります。
らいでおすすめの口座グループ設定
私らいでが実際に使用している使用例を公開します。
- 財布・電子マネー残高
- クレジットカード
- 銀行(日常利用)
- 銀行(貯金用)
- 株式投資(短中期)
- 仮想通貨
- 投資信託
詳しく解説していきます。
財布・電子マネー残高
日頃、買い物支払いで利用する財布や電子マネーはこのグループに入れています。
また、「机資産」という口座には、現金が必要になった時にすぐに取り出せるように、机で管理している金額です。
クレジットカード
クレジットカードは一つのグループにまとめています。
そうすることで、いくらクレジットカードで利用したのか(翌月、翌々月いくら引き落としがされるのか)総額が一目でわかるようになります。
クレジットカードは、上記画像のように、マイナス計上で残高画面に表示されます。
つまり、いくら借金しているかが一目でわかるようになっており、クレカの利用額は、Zaimの「総残高」からは、マイナスされて計算されています。
銀行(日常利用)
クレジットカードの引き落としなどに利用している「貯金用」以外の銀行は、こちらにまとめています。
銀行(貯金用)
貯金用の銀行口座は、いくら貯まっているのかをまとめて把握したいので、1つのグループにまとめています。
株式投資(短中期)
個別株などを目的とした証券口座は、なぜなら、中短期的に売買をする可能性があるため、投資信託のグループとは分けてこちらで管理しています。
投資信託
中長期で保有する投資信託や積立NISAはこちらの口座グループで管理しています。
資産推移を見ると、このように右肩上がで積み上がっているのがわかります。
投資信託のグループに、短期売買をする個別株などを入れると、おかしなグラフになってきてしまうので、分けています。
仮想通貨
仮想通貨はボラティリティが激しく、投資信託や株式投資とは分けて、資産額を把握したいので、1つのグループにまとめて管理しています。
口座グループ設定でよくある質問
-
グループに追加した金融口座を別のグループに移動したいです
-
先に現在の口座グループの編集画面で金融口座を削除してください。
その後に、移動したい口座グループの編集画面で該当の金融口座を追加してください。
-
プレミアムを解約した場合、作成したグループはどうなりますか?
-
解約すると口座グループなしの表示に戻ります。
再度同じアカウントでプレミアム契約をすると、以前設定した口座グループのまま表示されます。
まとめ
「口座グループ機能」はZaimの新機能で、複数の金融口座を一つのグループにまとめ、グループごとに残高や推移グラフを確認できる便利な機能ということを説明しました。
例えば、「使う」「貯める」「増やす」などの目的別に口座を分類して管理することが可能です。これにより、日常の支出や貯蓄、投資などの資産状況を一目で把握でき、計画的な支出管理や資産形成がサポートされます。
口座グループ機能はZaimの有料プレミアムプランで利用できます。
コメント