今回の動作一本で、マネーフォワードMEの収支の管理を完璧にします!
こんな悩みを解決します
- 支出と収入の金額が合っているかよくわからない
- 何にいくら使ったのかがよくわからない
- 赤字か黒字か本当に正しい数字で把握できていない
- 入出金メニューがごちゃごちゃしている
今回はマネーフォワードME完全ロードマップシリーズの、この収支管理の部分になります。
連携された収支の記録を修正していき、家計簿メニューで自分にあった適切なカテゴリーで集計できるようにしていきます。
次の完全ガイド⑥で、正しい予算管理の仕方と、「支出と収入」の効果的な振り返り方を解説していきます!
1つ前の完全ガイド④で、自分にあったカテゴリで支出を集計していくための、カテゴリー設定の使い方、裏技設定を解説していますので、そちらをご確認いただくと、今回の記事がより理解が深まると思います。
収支管理のゴール(MF-MEで収支の管理をするために)
みなさんには以下の2つの状態を目指していただきたいです。
- 自分の知りたい適切な情報に合わせたカテゴリ集計ができている
- 正しい収入と支出の状況を把握できている
ゴール1:自分の知りたい適切な情報に合わせたカテゴリ集計ができている
つまりは、マネーフォワードMEの「家計簿メニュー」で、「1ヶ月何の支出カテゴリにいくら出費したのか」自分の知りたい情報に合わせてパッとわかる状態が理想的です。
- 必要以上に使いすぎてしまっている支出がないか
- 月の必要生活費はどれくらいか
といった情報を把握するために、日々自動で反映されてくる明細を、適切なカテゴリーに割り振っていきます。
マネーフォワードMEの初期で用意されているカテゴリー通りに、過去の支出を振り分けていけばいいんでしょ?と思うかもしれませんが、この家計簿の支出カテゴリーをそのまま使うことはおすすめしません。
なぜなら
- 家計簿で自分が知りたい適切な情報に合わせて、適切なカテゴリー集計ができなくなるから
- カテゴリーが多すぎて、記録の修正が面倒くさくなり挫折する原因につながるからです。
ここは後ほど詳しく説明します。
ゴール2:正しい収入と支出の状況を把握できている
- 収入に対して支出の額がどれくらいあるのか
- 赤字なのか黒字なのか
を正しい額で把握できる状態が理想的です。
マネーフォワードME上では、実際より多い収入、実際より多い支出の金額で表示されてしまっているのではないでしょうか。
例えば、
今月の給料が30万だったのに、収入が35万とかになって収入が実際より多くなってしまっていると感じていませんか?
支出も同じです。
これを、しっかり実際の給料30万に対して、今月実際にいくらお金を支出したのか、そしていくら貯金できているのかを正しく把握できるようにします。
この正しい収入と支出の状況を把握できていない原因は、支出と収入の意記録の、計算対象のチェックが明確にできていないことが原因です。
計算対象とは明細の詳細画面の以下の部分です。
収支が把握できていない原因をさらに分解していくと、いくつかのパターンに分けることができるので、そちらも後ほど説明します。
ゴール1:自分が知りたい情報に合わせたカテゴリ集計
マネーフォワードMEの「家計簿メニュー」で、「1ヶ月何の支出カテゴリにいくら出費したのか」自分の知りたい情報に合わせてパッと分かる状態になっていない場合、このの3つが原因として考えられます。
原因1から、3の順番通りに見直していくのがおすすめです。
できない原因1:カテゴリーの整理・定義ができていないから
マネーフォワードMEのデフォルトのカテゴリのまま、支出・収入の記録を割り振ってませんか?
まず、支出記録のカテゴリーをそれぞれ割り振る前に、
「カテゴリーの整理」「カテゴリーの定義の明確化」を行う必要があります。
この2つができていないと、かなりの確率で、「自分にあった適切なカテゴリ集計」ができなくなり、家計簿アプリの集計に失敗します。
なぜカテゴリの整理・定義の明確化が必要か
2つあります。
- いちいちカテゴリー分けに迷うことになるから
- 1ヶ月の集計を見ても、改善点や正しい状況理解ができなくなるから
いちいちカテゴリー分けに迷うことになるから
マネーフォワードMEで支出のカテゴリ分けの際に、迷ったことありませんか?
例えば居酒屋で友達と飲みに行った時やカフェに行った時ですね。
楽しむため、友達と話すための目的であれば、交際費や娯楽費
でも一方で、お昼ご飯や夜ご飯を食べるための目的であれば、外食に当たるかもしれません。
このように、「カテゴリーの整理」「カテゴリーの定義の明確化」をしていないと、非常に迷います。
「この支出の時はこのカテゴリーに振り分ける」といったように自分の中でカテゴリーの定義が明確になっていないと、その時々によって、割り振るカテゴリーが変わってきてしまいます。
1ヶ月の集計を見ても、改善点や正しい状況理解ができなくなるから
そうするとどうでしょうか。
今月は食費が多くなっているように見えて、そこには交際費として集計するべき支出が入ってしまっていたり、本当に知りたい情報に合わせて集計ができなくなります。
このようにカテゴリー選択で迷う上に、マネーフォワードMEのカテゴリーは非常に数が多いので、適切なカテゴリーを見つけるのまでに時間がかかったり、毎回非常にストレスがかかります。
では、カテゴリー設定をどうすればいいのか、前回の完全ガイド④カテゴリー設定で解説しています。
対策についてそれぞれ説明していきます。
カテゴリ設定の対策
- 対策1:使わない大カテゴリーを明確にする
- 対策2:カテゴリーの定義を明確にする
対策1:使わない大カテゴリーを明確にする
マネーフォワードMEで使わない大カテゴリーを明確にします。
例えば、水道光熱費・通信費の大カテゴリーなどです。
水道光熱費って、住宅のカテゴリーの内訳に含めてしまってよくないですか?
自動車持っていない方は、自動車カテゴリは不要ですよね。
使わないカテゴリーを明確にして、このように目印をつけます。そうすることで、視覚的にもこれは使わないカテゴリーだとわかりやすくなります。
マネーフォワードMEのカテゴリは削除ができないのでこうしています。
これだけの量のカテゴリーの中から、これは使わないカテゴリーだって覚えておくのは、困難ですからね。
設定方法は、前回の完全ガイド④カテゴリー設定の記事で詳しく解説しています。
対策2:カテゴリーの定義を明確にする
「こういった支出は、このカテゴリーに割り振ろう」という自分ルールを明確にします。
そうすることで、先ほどのような外食費か、交際費か、といった迷いがなくなります。
そこで、このようにシートに書き出すことをおすすめしています。
また、固定費と変動費、大きく2つに分けてカテゴリーを記録したいって方もいるかもしれません。
その場合は、食費のカテゴリーを、無理やり自分ルールとして、固定費扱いとして計上するルールを設けて運用する方法もあります。
公式LINEで、ココナラにお申し込みいただければ、自分に最適なカテゴリーを作成できるシートを配布して、その人にあったカテゴリー相談に載っていますので、お気軽にご連絡ください。
できない原因2:日々「明細のカテゴリー分け」ができていないから
カテゴリの整理をして定義を明確にしたら、日々反映されてくる明細のカテゴリを修正していく必要があります。
マネーフォワードMEは、この入出金メニューから、日々カテゴリー分けする必要があるのですが、そのカテゴリの振り分けができていないと、もちろん正しい集計ができません。
本気で、支出と収入を正しく把握したいのであれば、これから説明することは毎日行ってください。
明細のカテゴリー分けの対策
- 対策①:毎日収支明細の確認の習慣化をする
- 対策②:溜め込んでしまった時は一括修正をする
対策①:毎日収支明細の確認の習慣化をする
これを対策というのはちょっと迷いましたが、これしかないです。
毎日やるべき日々の収支明細の確認方法として、最も無駄のない簡単な手順は、最後のパートで、総まとめとして解説します。
対策②: 溜め込んでしまった時は一括修正をする
日々明細を確認する前に、入出金メニューで溜め込んでしまった方、いると思います。
家計簿メニューの集計が「未分類ばっかになってしまっている方も多いと思います。
これらを一つづつ明細を変更するのは面倒なので一括変更を行なっていきます。
一括変更方法は以下の通りです。
- マネーフォワードMEの下部メニュー「家計簿」を選択
- 一括変更したいカテゴリーをタップ
- 右上の「・・・」をタップして一括変更を行う
一括編集のポイントや、一括変更のコツについてはこちらの記事で解説しています。
できない原因3:カテゴリが違う複数商品を1決済で購入しているから
マネーフォワードMEでは、クレジットカードや電子マネーで決済すると、その明細1つに対して、1つのカテゴリーのみしか設定することができません。
皆さん、日々、支出記録のカテゴリーを修正していく中で、こういった、パターンの支出が出てくると思います。
スーパークレカで食費4000円、日用品4000円ずつ、買ったパターンです。
こういった時、みなさんは、マネーフォワードME上でのカテゴリーどうしますか?
マネーフォワードMEで自動連携された支出は、編集を加えることができないよう制限された仕様になっているので、非常に不便です。
対策が2つあるので解説します。
複数のカテゴリ記録の対策
- 対策1. レシートをもとに記録を読み取る
- 対策2. 連携された明細をコピーして作成する
対策1. レシートをもとに記録を読み取る
これは細かく記録したい方向けの方法です。
1回の買い物で、カテゴリーが別の複数商品を買った場合は、その際の自動連携明細をもとに記録するのではなく、レシートを読み取って記録します。
そうすると、複数の支出をカテゴリ別に読み取ることができます。
しかし、マネーフォワードMEのレシート読み取りは、精度が低いので文字化けや、誤字脱字がひどいですし、正しい金額じゃなくなっているパターンも多いのでかなり修正が必要になると思います。
レシートで読み込みが完了した後に、二重計上を防ぐために、自動連携されてきたクレジットカードの方の明細は計算対象から外します。
レシート機能でできること・使い方に関してはこちらの記事で比較しながら解説しています。
対策2. 連携された明細をコピーして作成する
次は、大雑把でもいいので、カテゴリーを分けて記録したい方向けの方法です。
以下の手順で、記録の編集と新規作成をします。
- 自動連携明細を計算対象から外す
- そのままコピーして記録を新規作成する
- 金額修正して1つ支出を作成登録(こっちはAカテゴリーにします)
※その際に、元々の日付にして計算対象にする - 1をもう一度行って、コピーして、金額修正してもう1つ支出を作成(こっちはBカテゴリーにします)
上記の手順を踏むことで、最初の一つ記録を、複数のカテゴリーに分けて記録できます。
ポイント:手順②と③の支出元は無しにする
資産メニュー口座メニューの残高を狂わせないように、支出元はなしにします。
ポイント:自動反映された①の明細は計算対象から外す
家計簿メニュー上での、二重計上を防ぐために、計算対象から外します。
ゴール2:正しい収入と支出額の把握(赤字か黒字がわかる)
収支を正しく把握できていない原因をまとめて一言で言うと、「不要な収支記録の計算対象を外せていないから」です。
解決策を一言で言うと、「集計に不要な収支記録は、計算対象を外す」です。
このグラフの通り、ここに不要な記録が重なってしまって、これを計算対象から外せていないことが、原因ということですね。
それでは、収支を正しく把握できなくなっている原因を見ていくと、どのようなことが考えられるのでしょうか。
できない原因1:立替つまりは(お金を貸借した記録)が計算対象になっているから
みなさんよくあるこんなパターンです。飲み会居酒屋代で、みんなの分を自分で支払ったから、後で返してもらうって時ありますよね。
- 自分が建て替えて支払った支出が20000円
- みんなから返してもらったお金が15000円
これらがそれぞれ、1ヶ月の収入と支出の集計どちらも含まれてしまっていると、収入も、支出の金額も大きくなってしまいますよね。
自分が支払った飲み会代5000円だけを計上したいです。
対策:自分が実質支払った支出記録を作成し直す
手順を説明します
1. 皆の分を建て替えて支払う
この際はクレカとか自動連携されるものがおすすめです
2. 皆からお金を返してもらう
マネーフォワードMEにはこれは手入力で記入します。
僕のおすすめとしてはLINE Payでお金の貸し借りややり取りをすることです。
LINE Pay上でのやり取りの明細は、家計簿アプリ上に即座に自動反映されるので、非常に管理が楽になります。
LINEチャット上でできますし非常に楽で簡単です。
3. 返してもらったお金は計算対象から外す
建て替えたお金は、後からマネーフォワードME上に自動反映されるので、これも計算対象から外します。
これで立替て支払ったお金、返してもらったお金も、計算対象に含まれなくなりました。家計簿メニューの集計に入ることはなくなりました。
4. 自分が自分が実質払った一人分の料金を入力
ここは最初から手入力でOKです。計算対象に含めます。
支出もとは、「なし」のままでOKです。
カテゴリは、居酒屋代・交際費・カフェ代とか、適宜変更してください。
テクニック:立替用のカテゴリを作成する
「支出:■貸したお金」「収入:■返してもらったお金」のカテゴリを作成して選択しておくと管理しやすいです
支出カテゴリの場合は、「その他の大カテゴリ」の中に作成するのがおすすめです。
立替の記録は、必ず計算対象から外します。そのためこの立替用のカテゴリが、家計簿メニューの集計に移ることはありません。
しかし、あえて、「■ お金の貸し借り」というカテゴリを作成して、そのカテゴリーに集約することで、
この家計簿の1ヶ月の集計を見て、「■お金の貸し借り」カテゴリーが含まれてしまっていたら、正しい収支の集計ができなくなっているという異変に気づけるようになります。
できない原因2:振替(お金の移動の記録)が計算対象になっているから
振替は、ATMからお金を引き出したときや、自分のA銀行から電子マネーにチャージした時のことです。
これらの記録が、適切に振替にならず、支出または収入として、記録されてしまっているパターンがあります。
そうなると、家計簿メニューで正しい収入・支出が計上できなくなります。
支出も収入も、家計簿アプリ上で多く見えてしまいます。
対策1. 振替の記録に変更する
適切に「振替」の記録に変更することで、この家計簿メニューの集計に含まれなくなります。
振替の記録は、計算対象には含まれないようになっているんですね。
振替の手順は以下の画像の通り、支出の明細から振替に変換します。
しかし、振替には一括変更の方法はなく。1つずつ振替に修正していると非常に面倒くさいので、あまりおすすめしません。
おすすめの方法を紹介します。
対策2. お金の移動カテゴリを作成して記録する
振替「お金の移動」しただけの支出または収入があった時は、「■お金の移動」カテゴリにして、一括で計算対象から外します。
「■お金の移動」カテゴリというものはもともと存在しないので、みなさんご自身で、収入カテゴリ支出カテゴリにそれぞれ作成する必要があります。
支出カテゴリの「■お金の移動」カテゴリも「その他の大カテゴリ」の中に作成するのがおすすめです。
一括で計算対象を外す方法は残念ながらありませんが、裏技で、マネーフォワードMEのPC版画面から操作をすることで簡単に一括で操作できます。
PC版から、家計簿メニューを開いて、お金の移動カテゴリで抽出します。
そうしてこの一番左の計算対象からぽちぽち外していきます。
できない原因3:ポイント利用の金額が収入として計算対象になっているから
ポイントやギフト券利用して購入した際にポイント利用分が収入として含まれてしまっている場合あると思います。
Amazonで購入した際や、d払いでポイント利用をした際です。
この収入の記録が計算対象になっていると、家計簿メニューで収入が嵩んで多くなっているように見えてしまします。
対策はポイント利用したことによって自動連携された収入の記録は、「計算対象から」外す、これだけすればOKです。
「正しい収支の把握をする」まとめ
2つ目のゴール「正しい収支の把握をする」これができていない
原因を一言で言うと、「不要な収支記録の計算対象を外せていないから」です。
解決策を一言で言うと、「不要な収支記録の計算対象を外す」です。
正しい収支が記録できなくなるよくあるパターン3つを解説しましたね。
- できない原因1:立替つまりは(お金を貸借した記録)が計算対象になっているから
- できない原因2:振替(お金の移動の記録)が計算対象になっているから
- できない原因3:ポイント利用の金額が収入として計算対象になっているから
計算対象から外せば、家計簿メニューの集計には含まれなくなります。
なので、計算対象から外す記録のカテゴリーは実際なんでもOKです。
しかし、あえて、カテゴリーを「お金の貸し借りカテゴリ」「お金の移動カテゴリ」などに集約しておくことで、「この家計簿メニュー」をみた時に、異変に気づきやすくなるのでおすすめです。
これらのカテゴリーは、支出カテゴリーでは「その他のカテゴリー」にの内訳・中項目に作成するのがオススメです。
そして、自分の中のルールとして「その他大カテゴリー」は、計算対象からは全て外す記録といいうマイルールを自分の頭の中で設けます。
そうすることで、この家計簿メニューに灰色の円グラフが映り込んでいたら、集計がうまくできていない。計算対象が外れていないな、って気づくことができるようになるということです。りそうか、その対策も細かく説明をしてきました。
日々の記入漏れ・確認漏れを無くすための習慣化(入出金メニューでの確認を習慣化するために)
正しい支出と収入を把握するために、大前提となる重要なお話しを最後します。
- マネーフォワードMEへの記録の記入漏れ
- 自動連携記録の確認漏れ
この2つはありませんか?
家計簿メニューのこのグラフは、1ヶ月間、日々発生してくる支出と収入の記録を確認して、正しく振り分け続けてこそ、本当に正しい集計ができます。この分析メニューは継続が全てです。
当たり前ですが、これらの記録漏れがある時点で、正しい支出と収入の把握は難しいです。
最後にここで、手入力の記録漏れや、自動連携記録の確認漏れが発生しないように、みなさんが記録をし続けて、正しい支出。収入の把握ができるようになるために、最も簡単な、日々の記録の方法。日々の記録の確認方法のコツを共有できればと思います。
5つあります。
大前提:収支管理用グループを整理しよう
連携数が多ければ多いほど、入出金メニューはごちゃごちゃしてきます。
だからこそ、口座グループでお金を分けましょうと第2回の完全攻略ガイドでお話しをしました。
収入と支出を把握するためのグループは「使うグループ」というお話をしました。ここのグループでのみ、支出と収入を記録管理をしてきます。
つまり、このグループでのみ、この入出金メニューと家計簿メニューを確認するということです。
それ以外のグループはこのメニューを確認しなくてOKです。
手入力の記録を楽にするショートカット
マネーフォワードME上での手入力は面倒くさいですから、なるべく現金払いや自動連携できない支払い方法を選択しないようにすることが第一優先ですが、どうしても現金支払いが必要なタイミングがあると思います。
そこで、最も楽にマネーフォワードME上で、手入力ができるようになる方法を対策として2つご共有します。
アプリ長押しで、ショートカット
- アプリを開く前に長押しでタップ
- 「入力する」をタップ
- 手入力画面に最速で移動
ウィジェット活用でショートカット
このようにウィジェットを追加して、ワンタップで記録画面、レシート撮影画面、入出金・家計簿画面に移動することができるようにあるので、これをホーム画面に設置しておくと非常に便利です。
iPhoneでもAndroidでも利用可能です。
また、このボタンは自分でカスタマイズできるので、マネーフォワードMEの様々な画面を、瞬時に開くことができるようになります。
毎日1回更新をするための通知設定
正しい収支を把握できるようになるために、最低毎日1回は連携更新・入出金目メニューの確認をするようにしたいです。
完全ガイド1でも解説しました。1日1回の確認を忘れないために、毎日決まった時間に通知をしてくれる「つけ忘れアラーム」を活用しましょう。
よっぽどお金を使う頻度が少ない方であれば、週に2〜3回でもOKです。しかし確認する頻度が少なくなればなるほど、正確な収支の把握は難しくなると思ってください。
1日1回の確認をおすすめとしている理由は2つ
理由1. 数日前の収支の記録が時差を生じて自動反映されてくるから
今日はお金使ってないと思っても、マネーフォワードME上では、3日前に利用したクレジットカード明細が反映されてくることが結構あります。
クレジットカードって、どうしてもWEB明細に記録されるまでに少しタイムラグが生じてしまうから、マネーフォワードME上でもタイムラグがあるのは仕方ないんです。
だから、1日一回入出金メニューのカレンダーを確認すると、お金が動いた日は結構多いことがわかると思います。
理由2. 遠い過去になるほど何を購入した支出かがわからなくなるから
クレジットカードの明細だと特に、お店名しか記載されていない、ことが多く、明細を見ただけだと何を購入した明細なのかが思い出せなくなります。
だから、1日1回は入出金メニューを確認して、過去の記録が反映されたタイミングで忘れないように、適切なカテゴリに割り振りましょう。
カテゴリーの整理をすると日々の記録が楽になる
使うカテゴリー使わないカテゴリーは整理しましょう。
マネーフォワードMEはカテゴリーの数が多すぎるからです。
いざ連携されてきたカテゴリーを修正しようとすると、カテゴリの数が多すぎて、ここで、どのカテゴリを選択すればいいんだと迷うことになると思います。
そこで、迷って無駄に頭使いますし、カテゴリー探すのも時間かかりますし、ストレスに感じると思います。
だから、使うカテゴリー使わないカテゴリーは整理して、こういった支出はこのカテゴリーに割り振ろうという、自分の中のルールを明確化しようというお話しをこの記事前半でもしました。
最も楽な入出金記録の確認方法・手順
これから説明することを、最低でも1日1回のルーティンとして行うことをおすすめします。
1分ほどで終わります
Youtubeを見ながら、SNSを見ながらでも電車や移動の隙間時間でもOKです。
1. アプリを開いて、左上更新ボタンをタップ
まずホーム画面が表示されるので、まずは左上更新ボタンをタップします。
30秒ほど時間を開けます。その間他のアプリを見ていてもOKです。
2. 入出金メニューを見る
4件以上表示されている場合は、「すべて見る」をタップします。ここで既読にするをまだ押さないようにします。
最近自動反映されてきて、まだ確認が済んでいない記録が時系列で表示されるので、ここでカテゴリーと、集計設定を変更します。
確認・修正をし終えたら、既読にするを押して完了です。
毎回、ここの新着の記録を修正していく形で運用をしていきます。
ウィジェットを活用しよう
先ほどの、ウィジェット設定に入出金ボタンを入れることで、アプリ起動後に、いきなり入出金メニューを開くことができます。
さらにタップ数を少なくして、最新の明細をパッと確認できます。
以上が、マネーフォワードMEで、日々の記入漏れ・確認漏れを無くすための習慣化のヒント5選でした。
まとめ
マネーフォワードMEで、支出と収入を正しく把握できるようになるためには、日々の記録の習慣化がすべてです。
収入と、支出が正しく把握できるようになったところで、なんの意味もないです。
支出と収入が正しい金額で把握できるようになった、じゃあそこでお金が貯まるようになるわけではないですよね。
重要なのは、「振り返りをして、改善すること」これしないと、家計簿をつけた意味ないです。
ゴール1の知りたい情報に合わせたカテゴリ集計ができていないのであれば、この3つの原因が考えられます。
それぞれの対策、解決策も解説しました。
ゴール2:正しい収入と支出の状況把握ができていないのであれば、この3つの原因が考えられます。
- できない原因1:立替つまりは(お金を貸借した記録)が計算対象になっているから
- できない原因2:振替(お金の移動の記録)が計算対象になっているから
- できない原因3:ポイント利用の金額が収入として計算対象になっているから
それぞれの対策、解決策も解説しました。
最後に、正しく記録を行うための習慣のコツ・ヒントを5つ説明しました。
これらを参考に、日々の家計簿週間、楽しみながら行っていきましょう!
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