貯まったポイントはそのまま支払いに使うのが一般的です。
しかし2024年LINE Payで3~5%還元!損しないための使い方で解説した通り、LINEポイント支払い分にはポイントが付与されないので、あまりお得な使い方ではありません。
LINEポイントやPayPayポイントは現金化する事がおすすめです。
そこで、今回LINEポイントを手数料を抑えて、無料で現金にすることができる方法を説明します。
現金化のために準備するもの
この3つです。
クリックすると、お得な申込URLになっていますので、まずは作成することをおすすめします。
現在どちらも開設すると、4500円分のポイントがもらえます。
LINEポイント・PayPayポイントの現金化の方法:結論
- LINEポイント・PayPayポイントは支払い時には使わず貯める
- ある程度貯まったらPayPayポイントに変更する
- PayPayアプリ内の「資産運用」から投資信託ETFを購入する
- 投資信託ETFを売却しPayPayマネーがPayPayウォレットに入金
- PayPayマネーをPayPay銀行 に出金して完了
具体的な手順の解説
PayPay銀行 と、PayPay証券 を開設済みの前提で進めていきます。
手順1:LINEポイントをPayPayポイントに交換
LINEアプリ「ウォレット」から、LINEポイントクラブをタップ
「使う」メニューから、「ポイントをお得に使おう」の中に、PayPayポイントがあるので選択
その後はポイントを入力して交換を押して完了です。
1ポイント1円なので価値は変わりません。
初回だけ、LINE側とPayPay側で、連携の認証が必要です。
交換完了後、PayPayのウォレットから確認すると、ポイントが増えています。
手順2:PayPayポイントでPayPay證券の投資信託・ETFを購入
PayPayのホーム画面から、PayPayアプリの資産運用をタップ
PayPayポイント運用と間違えないように注意してください。
タップすると、PayPay証券 の画面が見れるようになっています。
株式・投資信託の選択
購入したい株式投資の銘柄、投資商品を選びます。
トップ画面に、人気の銘柄ランキングがあります。
探すメニューでも、人気順、やリスクリターンの度合いによってソートすることができます。
迷った時はこの銘柄がおすすめ
どれかいいかわからない時は、以下の3つから選べば間違い無いです。
- eMAXIS Slimシリーズ全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS SlimシリーズS&P500
- PayPay投資信託インデックス アメリカ株式
それぞれの信託報酬、つまりは手数料は以下のように非常に安いです。
ポイント利用をした購入手順
購入する銘柄を選択したら、「つみたて・買う」をタップします。
ポイントを使うにしてPayPayポイント残高分を購入します。
金額を入力して、購入する頻度は1回にします。
毎月積立購入したい方は、「毎月」OKです。
下にスクロールして「再投資型」にしてPayPayポイントは使うにします。
購入希望額が、PayPayポイント以上の金額になっていないかを確認して、目論見書の確認へ進み、購入をして完了です。
購入した商品を売却してPayPayマネーが入金
保有資産を選択し、売却したい投資信託を選び、全額売却するをタップします。
売却金額を決定し、「売る」ボタンを押して売却でもOKです。
税金が引かれた額が、PayPayマネーにチャージされます。
PayPayマネーをPayPay銀行に出金
PayPayホーム画面 「ウォレット」にあるPayPay資産の「内訳出金」を選択します。
「出金」を押してPayPay銀行を追加して、PayPay銀行に出金します。
PayPay銀行以外だと手数料がかかったり、出金まで時間がかかるのでご注意下さい。
以上で完了です。
現金化の注意点2つ
注意点1:投資商品の価格変動リスク
投資商品を購入するので、もちろん価格変動のリスクはあります。
リスクとは不確実性のことで、購入した後に上に行くこともあれば下に行くこともあるという意味です。
そのほか価格変動リスク以外にも、為替リスクなど、商品によって様々なリスクがあります。
この価格変動は、先ほどの手順で、商品購入後にすぐ売却をすれば、大きな価格変動はなく売却して現金化することができます。
しかし、買ってすぐ売却ると、手数料分がマイナスになり、結果損することになるので、おすすめしません。
注意点2:信託報酬・手数料が引かれる
先ほどの株価の変動リスクとは別に、投資商品を購入する際と、商品を保有していると、多少の手数料が引かれます。
PayPay証券では、売買手数料は0の代わりに、約定代金にあらかじめ手数料相当額が含まれる「スプレッド」という取引コストがかかります。
スプレッド手数料
日本株式に投資する場合のスプレッドは以下のようになります。
※東京証券取引所開場日の9時00分10秒~11時29分00秒、12時30分10秒~14時59分
- 立会時間内は「基準価額」に0.5%を乗じた価格
- 立会時間外は「基準価額」に1.0%を乗じた価格
また米国株式に投資する場合のスプレッドは以下のようになります。
※日本時間 23:30~6:00(夏時間:22:30~5:00)
- 立会時間内は「基準価額」に0.5%を乗じた価格
- 立会時間外は「基準価額」に0.7%を乗じた価格
信託報酬は、投資信託を管理・運用してもらうための経費として、商品を保有する限り払う経費です。
PayPayポイントが減っていくとかではなく、運用している商品から引かれているものなので、特に気にしなくてOKですが、信託報酬も低いことに越したことはないです。
手数料の例
ここに記載の通り、証券取引所の立会時間内であれば0.5%と記載があるので、1000円購入したら5円の手数料がかかってきます。
日本株の購入代金 | 立会時間内 | 立会時間外 |
---|---|---|
1000円 | 5円 | 10円 |
1万円 | 50円 | 100円 |
10万円 | 500円 | 1000円 |
100万円 | 5000円 | 1万円 |
また、時間によっては手数料が上乗せされるので注意が必要です。
注意点の対策2つ
以下の2つです。
- 手数料が安い商品を選択する
- 長期・分散・積立をする
手数料の安い商品を購入する
以下の3つから選べば間違い無いです。
- eMAXIS Slimシリーズ全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS SlimシリーズS&P500
- PayPay投資信託インデックス アメリカ株式
リスクをとって値上がりを期待したい人であれば、自己責任で自由に商品を選んでいただいて構いません。
長期・分散・積立をする
ドルコスト平均法です。
私のような凡人が株式投資で極力損失を抑えるために重要な、超基本の考え方です。
今まで説明した手順で、コツコツと、PayPayポイントを使ってその商品を買いましていきます。
1ヶ月に1回とか、その頻度でいいと思います。
それだけです。
せっかくためたポイントを投資して、その投資元本よりマイナスになっていたら、気分が下がりそうになると思います。
でもそんな時こそ、淡々とポイントを入れてきます。
なぜなら、視座を高くして長期目線で見た時に、結局株価は上がるよねって信じているからです。
投資信託から引き出すタイミングは、お任せします。
多少利益出たら、引き出してしまってもOKですし、NISAの積立投資枠と同じ銘柄を購入して、NISAと同じくらいゆっくりコツコツとポイントで投資を増やしていってもいいと思います。
まとめ
LINEポイントとPayPayポイントの現金化の方法を紹介しました。
手順はこの通りでしたね。
PayPay証券 で、ポイント運用是非試してみてください!
この方法が面倒くさいと思った方や、投資にどうしても抵抗があるって方は、もちろんLINEポイントをそのまま使ってしまってもOKですが、
せめて、LINEポイントを貯めて、PayPayポイントに変更するところまでは行うことがおすすめです。
なぜなら、LINEポイントでの支払いはポイント付与対象外になるのに対して、PayPayポイントであれば、ポイント支払いをしても、PayPayステップというポイント付与の対象になるからです。
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