買い物で失敗しないためのマインド・テクニック
欲しいものは即決買いをしない
欲しいものをすぐに買わずに、少し期間をおいてみると、そもそも必要なかったことに気づいたり、代替品があったり、他に良い買い方が見つかることが、かなりの確率で多いです。
焦って買いものをすると、大体失敗します。
お店で見つけたモノを「一期一会」と思って買うのも、思い出として残る良い買い物になるかもしれないが、大抵後々になっていらなくなるので注意して買いしよう。
(例)服のアウトレット、ネットで見つけた便利そうな日用品など
欲しいものではなく必要なものを買う
「欲しいもの」と「必要なもの」を分けて考えること。
もちろん人の価値観によって欲しいものや必要なものは異なる。そのため、大前提に、自分の価値観を元に「欲しいもの」と「必要なもの」の区別を行いながら、買い物の判断ができるようになることが大切。
決して判断軸が他人になってはならない。
以下は、私の考えを例に、欲しいものと必要なものを分けて記載しました。
欲しいもの
言い換えると、必ず無くても良いもの。
承認欲求に支配されて「イマ欲しい」だけかもしれない。
※承認欲求は他人軸で良し悪しの判断をしてしまっている可能性があるので注意が必要。
必要なもの
無いと困るモノ。
生活に必須だったり、生産性が上がったり、今後の生活をより良くしてくれると確信を持てたもの。
ネットと実店舗でそれぞれ安いモノを整理しておく
例えば、Amazonや楽天で箱買いの飲料がセールで売っていることは多く「安いしお買い得!」と思うかもしれませんが、一度疑う心を持ちましょう。
飲料などはネットよりスーパーや実店舗の方が安いことも多いです。
その他にも、ネットの方が安いことが多いもの、実店舗の方が安いことが多いものをざっくりでいいので分けて把握しておきましょう。
一般的な例として以下にまとめた通りです。(もちろん場合によっては逆のパターンもあります。)
ネットで買うと安いもの
基本的に、保存がきいて、物理的に大型のサイズではなく、高重量ではないものは、在庫管理も配送料もコストがかからないので、ネットで安く購入することができる。
- 電子機器:スマートフォンやタブレット、パソコンなど。
- 本・電子書籍:紙の本やKindleなどの電子版。
- 家具:オフィスチェアやデスクなど、組み立て式の家具。
- ゲーム・ソフトウェア:デジタルダウンロードが可能なアイテム。
- 衣類:特にブランド品や海外ファッション。
- 靴:スニーカーやブーツなどの特定ブランド。
- 時計:高級ブランドからカジュアルまで。
- 美容製品:化粧品やスキンケア製品。
- 健康食品:サプリメントやプロテインなど。
- ペット用品:餌やおもちゃ、ケア用品。
- 自動車用品:カーアクセサリーや部品。
- スポーツ・アウトドア用品:キャンプ用品やトレーニング機器。
- キッチン用品:調理器具や食器。
- ベビー・子供用品:おむつやミルク、おもちゃ。
- 学用品:文房具や教科書。
実店舗で買った方が安いもの
保存が効かない生鮮食品や、旬が過ぎたファッション、割れ物や、大型(または 高重量で)で配送料がかかるものは、実店舗で購入した方が安いことが多い。
- 旬の果物:季節によって安くなるアイテム。
- パン・菓子:賞味期限が近い商品の割引。
- 惣菜・弁当:閉店間際の割引。
- 花:市場や花屋での直売。
- 日替わりセール商品:特定の曜日に割引される商品。
- 中古品:古着や中古本、中古家電。
- アウトレット商品:ファッションや家電のアウトレット。
- 地場産品:地元の特産品や土産物。
- 市場の魚介類:魚市場や直売所で新鮮な海産物。
- 雑貨:100円ショップや地元の雑貨店。
- 工芸品:手作りの陶器や布製品。
- 書籍:中古書店での購入。
- ワイン・地酒:地元の酒屋での試飲と購入。
- 季節の装飾品:クリスマス装飾やお正月飾り。
- ガーデニング用品:植物や土、肥料など。
EC購入と実店舗購入のメリットデメリットを比較しておく
住む環境や、仕事環境、体調、車の有無などによってもどちらがいいかは人によって異なる。
自分に合わせてどちらが最適なのかを比較して把握しておくことが重要。
ネット購入 | 実店舗購入 | |
移動時間 | 移動時間が不要 時間コスト短縮 | 移動時間が必要 時間コストかかる |
配送料 | 送料がかかる | ガソリンや電車賃など移動コストがかかる |
商品比較 | 商品比較が容易 | 商品比較が難しい |
所要時間 | 時間拘束が少ない | 時間拘束が大きい |
プロに相談 | 自分で情報収集する必要がある | 店員に相談できる |
レビュー | 情報収集が容易で、レビューを吟味できる | 店頭でスマホで情報収取できるが時間が限られており難しい |
買い物の失敗確率 | 家のモノのサイズは計りやすいが、質感など実際のイメージと異なり失敗する可能性が高い | 質感などを確認できるが、家具などはサイズなどを間違いやすい |
洋服の失敗確率 | 思っていたものと異なり失敗確率が高いので注意。 サイズが計りにくい 質感が違う可能性 自分に似合わないリスク | 試着できるため失敗確率が低い |
体力の問題 | 体はほぼ疲れない | 移動やモノを運んだりで疲れる |
複数サイトで比較を行うこと
「楽天が一番安い」とか「Amazonがいつでも一番安い」と決めつけていませんか?
一つのECサイトを妄信して、一つのショッピングサイトだけで購入するのはストップ
例えば・・
- クレジットカードゴールド会員の専用ショッピング
- ポイントサイト経由やセルフバック
などでもっと安く購入できる可能性は高いです。
複数サイトを跨いでの料金比較は5分で調査できるから、その手間を省かずに少し確認してみましょう。
比較を行う際は、アマゾン、楽天、Yahooショッピングのそれぞれのアプリで行うとよいでしょう。
PCで複数のタブを立ち上げて比較を行うのもおすすめです。大画面で行った方が情報量が多く、効率的に調査ができます。
Yahooショッピング
楽天
Amazon
最低でも3つは比較をおこなうことがおすすめです。
比較アプリ使えば簡単にできるかも?

また、以下のようなサイトを利用すれば、安く購入することが可能です。
①トクバイ 家の近くにあるスーパーや薬局のお得情報がリアルタイムで見れる
②Amazonヤスイイね 日用品が食品が幅広く用意されており半額で買えたりする
③Kuradashi 捨てられてしまう商品が最大97%offで買える
単価を把握しておくこと
まとめ買いセールなど、まとまったパックで販売されている商品は安く見せかけて、実はそうでも無いと言ったこともあり得ます。
そんな時のために、実質1個の単価はいくらなのか、まとめる表を作成しておくことがおすすめです。
Zaimであれば、タグ機能を利用して記録を見返しやすくする方法もあります。
購入するまでの時間単価考と費用も考える
購入するまでに時間をかけ過ぎて、時間コストの面で損をしている可能性が高いので注意をしましょう。
人生に一度の高額な買い物であれば、もちろん時間をかけて吟味した方が良いですが、数百円の価格の違いの比較で、購入するまでに調べる時間が以上に長くなってしまうことは本末転倒です。
100円でも安くしようと1時間以上ネットサーチや、遠いスーパーへの買い物をするのが適切か、考えるようにしましょう。
あなたの時間もタダではありません。
「時は金なり」
お金は節約できたとしても、1日の24時間は絶対的に変わらない。
時間は大変貴重です。
膨大な時間をかけてリサーチするより、有意義な時間の使い方ができたのではないか考えるようにしよう。
保存が効くものはまとめ買いをする
保存食や賞味期限が長いものはネットで安くまとめ買いで購入できることが多いです。
いつか必ず消費するものであれば、まとめ買いを検討しましょう。
ただし本当に必要なものだけ購入するようにしましょう。
「必要かちょっと微妙。だけど安いしまとめ買いしよう」といった考えで購入するのはちょっと危険。
また、まとめ買いの時は1つの価格、単価がいくらなのかを把握しておくことが重要です。
単価計算アプリを使うのがおすすめです。
安く購入する検索キーワード集
安く購入できる方法がないか 検索キーワード集
検索してみよう
〇〇 クーポン
〇〇 キャンペーン
〇〇 裏技
〇〇 安くする方法
〇〇 セール
〇〇 割引
〇〇 お買い得
〇〇 安い
〇〇 無料
お試し・初回割引がないかを探す
高額なものはまずは試しに安くためせる方法がないかを考えます。
〇〇 初心者
〇〇 初回
〇〇 試供品
〇〇 お試し
〇〇 試乗
(例)高めの化粧品・コーヒーミル・アウトドアの屋外テント・車・
代替品がないかを探す 検索キーワード集
〇〇 100均一 と検索してみる
〇〇 3coins
〇〇 代替
〇〇 代用
〇〇 ランキング
〇〇 比較
〇〇 いらない
自分で作る方法がないかを確認する 検索キーワード集
〇〇 DIY
〇〇 手作り
〇〇 自作
〇〇 ハンドメイド
〇〇 作り方
中古を確認する 検索キーワード集
〇〇 中古
〇〇 使用済み
〇〇 リサイクル
〇〇 オークション
〇〇 アウトレット
メルカリで検索しよう
高額なものを買う時のマインド
まずはお試しor安いもので試す
高額なものは、まずは必ず、試供品やお試しのイベントなどに参加するか、試しに安いものを買ってみましょう。
最初から「高くて良いもの」を買えば間違い無いのでは?
確かに最初から「高くて良いもの」を買えば、品質は保証されていますし、安全でしょう。
しかし、「高くて良いもの」は、大体オーバースペックで、価格以上に使いこなせずに終わる可能性があります。
例えば、ゴルフの初心者が、プロの30万円のゴルフクラブを使っても、その良さに気付きませんよね?
まずは安いモノを買うか、試しに使える機会を使って、自分に合う商品を購入しましょう。
検索キーワード
〇〇 初心者
〇〇 試供品
〇〇 お試し
〇〇 試乗
譲ってもらえないかを確認する
友人や親族から譲り受けることができるものも実は多いです。
それに購入したことがある方の意見を聞くことは重要です。ネットのレビューなどでは聞けない感想や意見を持っている可能性が高いので、譲り受ける際や相談する際に、忖度のない知り合いからのレビューも参考にしましょう。
また、ジモティーのサイトでは、「中古あげます・譲ります」の検索で、かなり高額なモノを譲ってもらえます。
例えば筋トレ器具や自転車など、高重量で処分に困っているモノを譲りたいニーズがあるため、かなり格安で譲り受けることができます。
レンタルor中古購入を検討する
譲り受けるものは品質が保証されていなくて怖いと感じる方もいると思います。
その時はレンタルや中古で探してみましょう。
〇〇 レンタル
〇〇 中古
リセールバリューを考える
新品を購入したり、希少価値が高いモノを購入しようと検討している場合、
中古でいいものがないか、いざ売る時どれくらいになるかを考えた上で購入をしましょう。
リセールバリューを気にかける際のポイントは、「いくらで売れるのか」を調べるのではなく「高く売るためにはどこを気をつければいいのか」を調べます。
iPhoneであれば、非正規店でバッテリー交換をしたり、レンズやガラスを交換すると、買取時に安くなってしまう可能性があります。そうすると日頃からレンズにヒビが入らないように注意して利用するようになります。
(例)iPhone、車、時計、その他電子機器
ネットショッピングで失敗せず安く買うコツ
セールの時期を狙う
ネットショッピングは、よく使うECサイトのセールの時期を把握しておくようにしよう。
調べ方は簡単で、以下の検索キーワードで、セール時期をまとめてくれているサイトが上位表示されます。
Amazon 20〇〇年 セール
楽天 20〇〇年 セール
Yahooショッピング 20〇〇年 セール
サクラのレビューは要確認
サクラチェッカーでサクラレビューがないかを必ず確認しましょう。
危険なものは、中華製品で、品質が保証されていない可能性が高いです。
実際のレビュー記事がないかを確認することも大切です。
アプリの課金を安くする裏技
スマホのアプリやWEBサービスに申し込む際に、何も考えずに支払いを済ませていませんか?
実はここでも裏技がいくつかあるので紹介します。
アプリストアではなくWEBからの申し込みが安い
アプリの月額サブスク課金や、アプリ内での購入時は、アプリストアからの課金ではなく、WEBからクレジットカードで課金すると安く購入できる場合があります。
アプリストアから課金すると、アプリストアへの手数料が追加されるので、割高になります。
年プランなどで課金を検討する際は、個大きな金額の違いになってくるので注意しましょう。
全てのサービスが当てはまるわけではありませんが、安くなるサービスの例を紹介します。
サービス名 | Webサイト経由 | アプリ経由 | 差額 |
---|---|---|---|
YouTube Premium | 1,180円 | 1,550円 | +370円 |
X プレミアム | 980円 (年額10,280円) | 1,380円 (年額14,300円) | +400円 (年額4,020円) |
Amazonプライム・ビデオ | 500円 | 480円 | -20円 |
Zaim | 400円 | 480円 | 80円 |
Netflix | 780~1,980円 | 780~1,980円 | 0円 |
Hulu | 1,026円 | 1,050円 | +24円 |
U-NEXT | 2,189円 | 2,400円 | +211円 |
Disney+ | 1,000円 | 990円 | -10円 |
Apple TV+ | 900円 | 900円 | 0円 |
ハピタスで検索してみることを忘れずに
アプリのダウンロードだけでポイントがもらえる案件も多く存在します。
まずはポイントサイトハピタス から検索をしてみましょう。
アプリストアのギフトカードを使うと安くなる
アプリストアから金額する際に、クレジットカードやApple Payで支払うのではなく、事前に購入しておいたアプリストアギフトコードの残高から購入すると安くなります。
アプリストアや、GooglePlayのストアのギフトコードは、Amazonや楽天でポイントで購入すると、ポイント還元を受けて安く購入することができます。
まとめ
本記事で、買い物で失敗しないための重要な考え方と裏技テクニックを大公開しました。
買い物を成功させるためには、即決で購入するのではなく、欲しいものと必要なものを冷静に区別し、その上で購入を決めることが重要です。
期間を設けることで、本当にその商品が必要か、またはより良い代替品や購入方法がないかを見極める時間を持つことができます。
また、実店舗とオンラインショッピングのメリットとデメリットを比較検討し、自分のライフスタイルやニーズに最適なショッピング方法を選ぶことも大切です。さらに、価格比較やセール期間を利用することで、賢くお得に購入する方法を身につけましょう。このようにして、購入後の後悔を避け、満足度の高いショッピングを実現できます。
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