この記事がおすすめな人
- 家計簿続けたけど支出が減らない
- 市販の家計簿で何となくつけている
- 家計簿で浪費を抑える効果が薄い
市販の家計簿で何となく記録をしていて、家計の改善が見えない場合、根本的な家計簿の考え方に問題があるかもしれません。
家計簿続けても効果を感じない原因とは
「お金を使った目的」を家計簿で把握していないことが、原因です。
市販の家計簿手帳や家計簿アプリを利用している方は、以下のような「変動費」「固定費」の項目があって、そこから「食費」「交通費」「住居費」のような小さい項目に分ける家計簿が多いと思います。
家計簿続けているのに支出が減らないのは、この項目分けに原因があるかもしれません。
実はこの家計簿には大きな欠点があります。
それは、「お金を使う目的」と「消費投資浪費、3つの支出の性質」が見えないということです。
人生が豊かになる家計簿の付け方でも解説していますが、あなたが、お金とうまく付き合って人生の充実度を上げたいのであれば、この「お金を使う目的」と「支出の3つの性質(消費投資浪費)」を知ることは非常に重要です。
これから、「支出の無駄が減る家計簿の記録方法」「消費浪費投資の3つの支出の性質とは何か」「お金を使う目的とは」について考えてみましょう。
支出の無駄が減る家計簿のコツは消費浪費投資で分けること
支払ったお金を「消費・投資・浪費」の性質に分けて考えるという方法です。
一般的の家計簿では、固定費と変動費に分けたり、交通費、食費、住居費に分けたりというのが主流だと思います。
みなさんがお金を使った時、必ず、この「消費、投資、浪費」3つのどれかに集約されます。
言葉の定義は人それぞれ多少異なる部分ではあるので、ここでは以下のように定義します。
消費:生活するために必ず必要な支出
浪費:必ず必要ではないが、「人生を豊かにしてくれる」支出
投資:将来、投じた額以上のリターンがある支出
もう一度言います。皆さんがお金を使う時、必ずこの「消費、投資、浪費」3つの性質のどれかに集約されます。
家計簿の改善点が見えない人は「消費/浪費/投資」を意識するべきでも説明しています。
なぜ消費・投資・浪費に分けて考える必要があるのか
結論、お金を支払う目的が明確になり、無駄が減るからです。
あなたは「消費・投資・浪費」どれにお金を使いたいですか?この答えは人それぞれの価値観によって異なってきます。
例えば、「イマ」を一番楽しみたい方であれば「消費」「浪費」の項目が多くなるし、「将来」が不安な方であれば「投資」が多くなると思います。
このあなた自身の価値観をもとに、「消費・投資・浪費」の性質に、それぞれどの割合でお金を使うのが最適か、考えてみてください。実はここに幸福になる鍵があります。
次で解説します。
購買行動(モノを買うこと)の「目的」はなに?
結論、「幸せになる」というのが目的です。
人は皆「幸せになる」という目的のために「何かを買う」という手段を選択しています。
深く理解するために、目的と手段の関係を抑えよう
1つの目的を達成するためには、無数の手段が存在します。
お金を支払う時って、何かを得たくて、支払いますよね?
あなたが最近買ったものはなんでしょう?色々思いつくと思います。モノ(物体)、コト(体験)、トキ(時間)、だったり。
あなたは、なぜそれを買いましたか?
あなたは、そのモノを買っただけで満足しましたか?
あなたは「幸せな感情」や「人生の幸福」を掴むために「ソレ」を買っはずです。
誰もが、「幸せになる」という目的のために、「お金を払う」という手段を選択しています。
ポイント
人は「幸せに生きる」という目的ために、モノ(物体)だったり、コト(体験)だったり、トキ(時間)にお金を支払うという手段を選択している。
これだけだとわかりづらいと思うので、段階を踏んで質問形式で説明していきます。
質問①最近あなたが支払ったモノは何ですか?
この「消費、投資、浪費」3つの性質のどれかに当てはまると思います。
- 消費:生活するために必ず必要な支出
- 浪費:必ず必要ではないが、「人生を豊かにしてくれる」支出
- 投資:将来、投じた額以上のリターンがある支出
質問②なぜ、そのモノに支払いましたか?
なぜ?を5回ほど繰り返してみてください。
そうすると、「幸せに生きるために支払った」という答えに辿り着くと思います。
これが、「消費、投資、浪費」この3つに分けたさらに上にある、お金を支払う大きな目的です。(ここでは「大目的」とでも名付けましょう)
お金を支払う目的は、あなたが「幸せに生きるため」という目的に集約されます。
ここまでで一旦まとめましょう
●あなたの支出は「消費・浪費・投資」の性質のどれかに当てはめることができる
●「消費・浪費・投資」の性質は全て「幸せに生きること」という大きな目的に繋がっている
なぜ消費・投資・浪費に分けることで支出の無駄が減るか
理由は、「あなたの幸せにつながる支出」と「あなたの幸せにつながらない支出」の区別ができるようになるからです。
何かを買う(支出する)ことの目的は、「自身が幸せに生きること」に繋がっているとお伝えしました。
日頃のお買い物で「これは消費投資浪費のどれに当てはまるだろう」と目的から考えることになるので、「その買い物は、自身の幸せに繋がっているのか」都度確認することができるようになります。
あなたの幸せに繋がっていないのであれば、それは無駄な支出だったと言えます。
例えば、私の場合、以下のような支出が無駄だったとわかりました
・銀行ATMの手数料
・接待としていく飲み会
・次いで買いして読まなかった本
・衝動買いして結局着ていない服
買った瞬間は、一瞬の喜びのようなものがありますが、時間が経つと「無駄だったな(自身の幸せに繋がっていないな)」って思うようになるんです。
無駄かどうかは、人の価値観によって変わってくるので、人それぞれですが、「その買い物が自身の幸せにどのように繋がっているのか」がわかるようになることで、格段に無駄な支出が減っていきます。
具体的な家計簿の付け方は?
それでは、どのように家計簿をつければいいのか
家計簿のカテゴリはこのようなイメージになります。
(家計簿の支出の項目は人それぞれ異なるので、大枠のみの説明にします。)
「消費投資浪費>支出カテゴリ>詳細カテゴリ」という順に、細かくカテゴリが作成されます。
このような家計簿を付けることで以下のようなことがわかります
- 自身の無駄な支出がどこにあるのか
- 消費投資浪費の割合がどのくらいなのか
実際にどうやって家計簿をつけるの?
「手書き家計簿で行う?家計簿アプリでもできる?」
手書きでも、家計簿アプリでも可能です。
しかし、この家計簿の方法は、支出カテゴリ分けが大きなポイントになるため、家計簿アプリだと難しいです。
僕が行っている家計簿術では、この「消費投資浪費」の考え方をベースに、「支払ったお金が自動で見える化」することができます。
支払いをするだけで、勝手に家計簿の記録やグラフ作成をしてくれるようになり、無駄な支出が一目瞭然になります。
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