大手のクレジットカード会社やポイ活サイトなどに関する改悪という言葉が目立っています。
プリペイドカードにおいてクレジットカードが普及し、審査に通れないものの、ネットショッピングが普及することで需要が出てきました。
今回は数ある、プリペイドカードの中のkyashに焦点を当てて改悪についてなどご紹介していきます。
kyashとは
kyashとは、株式会社Kyashが運営している年会費無料のプリペイドカードです。
VISAが使える店舗で決済ができ、オンライン決済も可能です。
プリペイドカードということでクレジットカードやデビットカードとは違う特徴があります。
Kyashには
・kyash card
・kyash card lite
・kyash card virtual
の3つのカードがあります。
それぞれの特徴は下記でご紹介します。
また、記事中で紹介している部分もあります。
kyashcard
カードのカラーバリエーションがピンク・シルバー・ネイビーから選べます。
・4桁暗証番号のICチップ搭載
・Visaタッチ決済が可能
・apple payおよびgoogle pay(quicpay+決済)が可能→kyash card lite、kyash card virtualでも可能
・国内決済、海外利用可能
・1回あたりの決済上限30万円
・月あたりの決済上限100万円
・kyashバリューのポイント還元率0.2%(他のkyashのカードも同じ)
・発行手数料900円
・本人確認必須
・本人認証サービス(3Dセキュア)→他のkyashのカードも同じ
Kyash card lite
カードのカラーは、ライトブルーの一色のみです。
・国内決済、海外利用(オンライン決済のみ)に対応
・1回あたりの決済上限5万円(本人確認済み10万円)
・月あたりの決済上限12万円(本人確認済み15万円)
・カード発行手数料300円
・本人確認(任意)→kyash card virtualも同じ
Kyash card virtual
・国内決済、海外利用ともにオンライン決済のみ
・1回あたりの決済上限3万円(本人確認済み10万円)
・月あたりの決済上限5万円(3Dセキュア認証確認済み12万円、本人確認済み15万円)
・発行手数料無料
kyash クレジットカードチャージ廃止で改悪に?
・Visaカード
・Mastercard
・JCBカード
・American Express
のクレジットカードブランドでkyashにチャージができます。
ただ、2024年3月24日からkyash Visaカードを経由してANA PAY、IDARE、VANDLE CARD、B/43、MIXI VISAへのチャージ機能が終了しました。
Kyashは改悪になって使い道はあるのか?
ガソリンスタンドやホテル、航空関連会社などで、Kyash Card LiteとKyash Card Virtualが使えなくなりました。
また、ポイント還元率の引き下げも複数あり、Kyashバリューアカウントの還元率が0.2%、月間のポイント付与上限Kyash Cardで1200ポイント、Kyash Card Liteで600ポイントに制限されました。
さらに、プリペイドカードとしては利用が可能であるものの18歳未満を対象に「イマすぐ入金」の利用ができなくなり、kyash cardの発行手数料が900円となっています。
Kyashのメリット
Kyashが改悪になってもメリットは複数あります。
審査なしでVisaカードを発行できる
カードを発行してもクレジットカードであればその後の審査は入ります。
しかし、審査なしで発行ができるためその後も審査がないと言えるでしょう。
審査なしだとすぐ利用ができ18歳未満でも登録ができます。(親権者の同意が必要)
職業による制限もないので気軽に利用できます。
審査なしでもカードが届くまで時間がかかりますが、バーチャルカードのKyash Card Virtualであればアプリをインストールして基本情報を入力して電話番号認証することですぐ利用することもできます。
基本情報は
・本名
・ユーザー名
・メールアドレス
・パスワード
・生年月日
・電話番号
となります。
バーチャルカードがあればネットショップでのお買い物も可能です。
ポイント還元率が高い
カードの種類によって還元率が違いますが、0.5~1.0%の還元率になります。
Kyash Card VirtualとKyash Card Liteともに0.5%、Kyash Cardが1%となっています。
ちなみに、Kyash Cardの場合、毎月5万円支払えば500円分のポイントが付与されます。年間で6,000円もお得になるのです。
ポイントの2重、3重とりができる
クレジットカードでkyashをチャージすることで、クレジットカードのポイントが溜まり合わせてkyashのポイントも貯まります。
また、キャッシュレス決済アプリの支払いカードをkyash(キャッシュレス決済アプリのポイント付与)にし、kyashにはクレジットカードでチャージすることでポイントを3重とりできます。
無駄遣いを防ぎやすい
Kyashはプリペイド式でチャージしなければ使えないカードです。
自分の利用状況に応じてチャージし、無駄遣いを防ぎやすいでしょう。
また、Kyashの場合、支払い後すぐに通知と履歴に残るため、お金の管理しやすいと言われています。
最近では支払い後に通知と履歴が残るものもありますが、段階的に増えているのが現状です。
結果、使用状況が見えるために使いすぎの防止にも役立てます。
さらに、家計簿アプリと連携することでリアルタイムで支出を把握することができます。
タッチ決済に対応
kyash cardのみですが、visaのタッチ決済に対応しています。
カードを機器にかざすだけで決済ができ、手軽で衛生面でも不安がありません。
また、kyash card virtualおよびkyash card liteはvisaではなくquicpayで端末をかざすことで決済ができます。
quic payも加盟店が121万箇所あるので、利便性は高いと言えます。
スマホから送金・請求できる
スマホから送金と請求ができるので、友達などと割り勘をする際に便利です。
子供のお小遣い管理も親としては安心してできるかもしれません。
アプリさえ送金者と請求者が持っていれば手数料無料で送金し合えます。
細かい金額にも対応していて、メッセージ付きでも送信することができます。
口座情報や細かい現金のやり取りを気にせず行うことができます。
不正利用補償制度がある
本人確認アカウントに関する情報が第三者に漏れたり、チャージ残高を勝手に使われたなどの場合に補償制度が適用されます。
ただ、条件として警察へ被害届を提出して10日以内に申請しないといけず、本人確認、銀行口座の登録が完了しており、過去1年以内に補償申請をしていないなど様々あります。
まとめ
どうしてもサービス側としては最初に良い印象を与えたいために、得点を様々つけているのかもしれません。
改悪と言われていますが実際は、サービスの修正か、元々計算されていたのかもしれません。
Kyashは実物のカードだけでなく、バーチャルのカードもあり、アプリからは送金もできます。
そのため利便性は高いと言えます。
Kyashも今後改悪が進むのか良くなるのか分かりませんが、メリットも多いので良いと思った方にはおすすめできるでしょう。
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