家計簿が続かず悩んでいる方、多いように感じます。
実は、家計簿をつけることは、お金を管理できる以上に、大きな価値があります。
それは、お金持ちや資産家にも共通している価値観です。
この記事のゴール
(以下の状態を目指して記事を読んでください)
- 家計簿をつけることの意義がわかる
- あなたが家計簿をつける「目的」が明確になる
家計簿には4つの性質がある
家計簿って「使ったお金を記録すること」と一般的に考えられていますが
家計簿をつけることには、大きく4つの性質があります。解説していきますね。
性質1:支出の把握
最も一般的ですが
「毎日いくらのお金を使ったか」が把握できるようになります。
これが基本であり、家計簿をつける上でとても重要になってきます。
支出を把握する重要性は以下の関連記事で解説しています。
性質2:総資産の把握
家計簿をつけることで「自分が総額いくら持っているのか」を知ることができるようになります。
これはスタート地点に立つことにあたります。
ダイエットも、自分の体重を知らないと始まらないですよね。
- 「銀行口座の残高」「へそくりの貯金額」「〇〇に貸しているお金」全て把握していますか?
- 「自分の財布の中に今いくら入っているか」を把握できていますか?
それを知ることが、まずは家計簿をつける第一歩です。
性質3:日記としての記録
家計簿は、日次で記録として残すので、日記的な要素があります。
ふと振り返った時、家計簿を通して、自分が成長していることを実感できます。
- 貯金が少しずつ溜まっているのを実感してきた
- 支出に無駄がなくなってきた
- 将来の不安がなくなってきた
- 心に余裕が生まれてきた
など、少しずつ、自分の向かいたい方向に、近づいていることを定量的にも定性的にも確認できると思います。
ZaimやマネーフォワードMEの支出記録には、このようにメモを残すことができます。
家計簿を通して、資産や収入、支出の内容を見て、過去の自分を日記のように振り返ることができます。
また、家計簿アプリでは、「いつ何にお金を使ったのか」などを履歴の検索からすぐに探すことができます。
また、カレンダーのような感覚で、日付から支出を思い出すこともできます。
性質4:自分の価値観の把握
これが、今回僕が最も伝えたかったことです。
家計簿をつけることは、自分の「お金に対する価値観」を知ることに繋がります。
何にお金を使うかって、人生ですごく大切なことです。
お金と時間って、人生に制限がありますからね。
なぜ価値観を知ることが重要なのかについては、家計簿は10代から始めるべき【誰も教えてくれない】家計管理が大切な本当の理由で解説しています。
ここで少しだけ、要点をお伝えしますが
- 価値観というのは、常にアップデートされるものである。
- 人生の価値観を知っていると、それだけで人生の充実度が上がる。
ということです。
まとめ
家計簿には4つの性質があります。
それらの性質は「使ったお金を記録すること」以上に大きな価値があります。
家計簿は、「自分の価値観と向き合うためのツール」とも言えます。